column ものづくりコラム

復興庁 事例集、できました

復興庁　監修委員を拝命している弓削です。

令和2年版の「産業復興事例集 2019-2020」の印刷冊子は手元にいただいていないのですが、復興庁サイトでデジタル版(PDF)が公開されました。

これは、被災3県で震災の影響を乗り越え、努力を重ねていらっしゃる企業を顕彰するものです。

大学教授やNPO的な活動をされている方がたお3人様とともに監修委員を務め、弓削は主に製造業へのご評価をさせていただく役回りとなっています(下写真右上が弓削)。

以前より、岩手、宮城、福島の3県は企業様や商工会・商工会議所様、中小機構様、県庁様のプロジェクトやセミナーでお呼びいただき、現地の企業様と交流してきました。

元気な企業様のことは前著などでも取材・ご紹介をしてきましたが、復興庁様のプロジェクトでも同様です。

「復興なりつつある」というよりは、全国の企業が習うべきともいえる先行事例が目白押しです。

顕著な業績をあげている企業のなかには、「紹介されすぎてしまったので……」と掲載をご辞退するところもあるとのこと。

「あの日」から9年が経ちましたが、部外者の協力できることは限られており、当地で踏ん張り、営々と結果を出してきた事業者様を褒めることぐらいしかできないのですね。

でも、「だったら褒めましょう!」というような気持ちで参加しているわけです。

皆さんも、お時間のあるときに本冊子をご覧になり、「へぇっ、面白いことやってるね、元気だね」という感想をお持ちいただければよいのではないかと思いまする。

→ 復興庁　「岩手・宮城・福島の産業復興事例集30　2019-2020」

製造業のマーケティングコンサルタント、弓削徹でした。