リモートワークもラクじゃない

リモートワークもラクじゃない

リモートワーク、やっていますか?

 

弓削の近況ですが、セミナー・講演会はすべて中止。
新規のご依頼も非常に少なくなっています。
(今日、2020年12月開催のご依頼をいただきましたが。)

 

そして、ご契約をいただいている支援先企業とのミーティングも変化がありますが、その対応は各社でバラバラです。

変わらずリアルでやります      3社
メール(音声ファイル含む)に置き換え 2社
ビデオ会議にします         2社
とにかく当面は延期します      3社

 

ということで、なかでも従来、あまりやってこなかったのが「ビデオ会議」ですね。

ビデオ会議といえばZOOMか?」ということで、あるミーティングで初体験しました。

 

ところが、別の支援先企業の担当者によると「ZOOMはセキュリティ上、問題がありますので」とのこと。

今日、ネットニュース番組を観ていましたら、そのことを取り上げていました。

ZOOMは米国サンノゼに本社を置いていますが、創業者は袁征という中国人であり、技術開発は中国で行われています

技術者は、中国人が700人いるとされています。

ニューヨーク市では学校の遠隔授業に使用することを全面禁止しており、FBIや台湾政府などからも懸念が表明されている状況のようです。

CNNニュース
https://www.cnn.co.jp/tech/35151881.html

米国の上院では議員に使用禁止を通達もしています。

ロイター
https://jp.reuters.com/article/zoom-video-commn-privacy-senate-idJPKCN21R1IQ

カナダ・トロント大学のシチズン・ラボの調査によると、北米内で通話使用していても、会議の内容は北京のサーバーに転送されるそうです。

台湾系ニュースサイト
https://www.epochtimes.jp/p/2020/04/54523.html

また、こうしたセキュリティ体制を隠していたとして、同社経営陣は証券詐欺容疑で提訴もされています。

 

ネットニュース番組「虎ノ門ニュース」の中で、経済評論家の上念司氏は出社できない環境の中で、企業の決算に関わる数字のやり取りを傍聴できればインサイダー情報を得ることができる。また、あらかじめ株式をカラ売りしたあとで、知り得た内部機密や弱みを暴露して株価を下落させて儲けることもできるし、結果として困窮した会社の経営権を安く買い叩くことも可能」と話しています。

TikTokで個人情報が抜かれるていどならともかく、経済全体に影響を与えたり、会社の首根っこを押さえつけられるような状況は避けたいところです。

 

結局、ZOOMを避けて使用したのはGoogleハングアウトでした。

そのほかには、Microsoft Teamsなどもよいそうです。

 

 

製造業のマーケティングコンサルタント、弓削徹でした。

 

本コラムは、ものづくりの現場での気づきや日々の雑感、製造業のマーケティングや販路開拓に関するノウハウなどをお伝えするものです。 お気づきのことやご質問、ご要望などがありましたら、お気軽にメッセージをお寄せください。

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