バイヤーと商談できるチャンス!
東京商工会議所様で、東急ハンズ様との商談会が開催されます。
いまは趣味の商品や、一部の好事家向けに開発された商品に注目が集まる環境ですね。
直近1年ほどでご相談をお受けした商品開発の案件でも、「これは東急ハンズさんとかで…」というフレーズは何度も発しています。
どんなに変わった商品も、「売れない」とは誰にも言い切れません。
「こんな商品、誰が買うの?」と、会う人会う人に疑義を呈される商品であっても、3〜5%ほどの生活者のニッチなニーズに刺さればビジネスは成立します。
小企業なら、初年度から2,000万円も売れたらスマッシュヒットでしょう。
むしろ、「こんな変わった商品が」とテレビなどのメディアに取り上げられやすいのはそうした商品のほうです。
具体的に検索してお客さんのほうから探してもらえるのは、そうした商品のほうなのです。
今回の告知にも、「ストーリーのある商品」というキーワードも書かれています。
※([ショップチャンネル]内で「東急ハンズショップチャンネル店」を放送中なのですね。ここで紹介する商材も欲しいわけです)
さすがは趣味品を扱って長い経験を持つ同社です。
ぜひ、このチャンスに挑戦してみてください。
こんな言い方はナンですが、東急ハンズのバイヤーさんが(売れるかも)と思い、全国の店頭に置いてもらえれば、フェーシングの法則でそこそこは売れてしまうのです。
もちろん、大手メーカーがすでに販売している商品はむずかしいでしょう。
同巧の商品なら、用途を大胆に絞り込んでいるか、革新的な付加機能があるか、よほどデザインが凝っているか、価格が安いか、などの差別化ポイントが必要です。
それなら、大手メーカーが見込んだ市場がすでに立ち上がっていますので、コバンザメ的商法が成立します。
同時に、商品開発や販売方法についての相談会も開かれるそうです。
もちろん、ユニークな商品やメーカーに出会っておきたいという思惑もあるでしょうが、時間対効果を考えたら出血サービスでしょう。
東急ハンズが、「次のブレーク企業を育てることに貢献したい」という心意気があればこその機会だと思います。
そして、こうした圧倒的に実効性のある場を設定してくれる東京商工会議所のご担当者様も素晴らしいことは言わずもがなです。
募集定員は37社ということで足切り選考もあるようですが、前向きな製造業で自信のある商材をお持ちなら、応募しない選択肢はないでしょうね。
東商バイヤーズミーティング
開催日 : 2021年5月28日(金)
応募締切: 2021年4月9日(金)
→詳細ページ
製造業のマーケティングコンサルタント、弓削 徹(ゆげ とおる)でした。
ものづくりコラムcolumn
- 2024/10/16
- ネーミングのチカラで選ばれる
- 2024/10/11
- リスティング広告のキャッチコピーはこう書く
- 2024/09/10
- 作曲AIの実力とは??
- 2024/09/09
- 展示会セミナー復調!!
- 2024/08/25
- 新進? 変化球の生成AI