さ、展示会の復活へ

さ、展示会の復活へ

展示会の多くが、中止・延期を経まして。

9月からはリードさんも復活を期しているようですので、弓削も東京ビッグサイトに行ってきました。

Japan マーケティングWeek
ライフスタイルWeek

両展示会です。
写真でご報告いたします。

まず、印象としては思ったより来場者さんは来ていました。

受付の様子も、こんな感じです。

会場を俯瞰してみましょう。

出展者数は、通常開催の6から7掛けの印象です。

ですので、東京ビッグサイトの西館(ライフスタイルWeek)と南館(マーケティングWeek)というサブ的なスペースに収まっています。

メインである東館がオリンピックのために使用できませんので、ちょうどよい感じになっています。

 

では、目立っていたブースをいくつかご紹介します。

ん、これはなんでしょうか?

近づいてみると、工場がそのまんま引越ししているという!

模型のトレーラーを組み立てており、出来上がるそばからお客様にプレゼントするという趣向。面白いです。

 

こちらも目立っていました。

これは! 全部ダンボールでできたブースです。

 

でも、「不在」みたいなブースも目につきます。

こちらは「ライオン」という会社なのですが、あの「おはようからおやすみまで暮らしを見つめるライオン」なのでしょうか。

大企業がこんな中途半端なブースを出すはずが……

おお、あのライオンでした!

 

こちらは、集客に悩むシンデレラ??

 

一方、よくあるヘンなキャッチコピー。

「なぜ、そこに小銭を入れるの?」

お札のスペースに入れる人、います?

その反対側には、こんなキャッチコピー。

「暮らしに寄り添う革財布」って!?

展示会のキャッチコピーがユニークになるのは、会社の中の人が考えて書いているからですね。

 

何屋さんかわからないブースも健在。

出展コストがもったいないですね。

 

今回の展示会の様子は動画も撮影していますので、編集後、YouTubeにアップしたいと思います。

アップしましたら、こちらでもお知らせしますので、よろしければご覧くださいませ。

 

ということで、久しぶりの展示会でしたが、想像よりも元気でした

さて、出展者は二の足を踏んだ様子が見えましたが、来場者は予想以上に来てくれており、ちゃんとしたブースを出せた会社はよい結果を得られたことと思います。

 

一方、今年の「高精度・難加工技術展」はオンライン展示会の形で開催されることが決定し、出展者向けに「オンライン展示会の活用法」セミナーを弓削がさせていただくことになりました。

主催者も出展者、来場者も、何が正解かをまさぐっているような今ですね。。

早く正常化することを、強く強く望みます。

 

 

展示会の専門家、製造業のマーケティングコンサルタント、弓削 徹(ゆげ とおる)でした。

本コラムは、ものづくりの現場での気づきや日々の雑感、製造業のマーケティングや販路開拓に関するノウハウなどをお伝えするものです。 お気づきのことやご質問、ご要望などがありましたら、お気軽にメッセージをお寄せください。

ものづくりコラムcolumn